コラム|宇治市小倉町久保エリアで歯科をお探しの方は【ごとう歯科クリニック】まで

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コラムColumn

マスクで口臭が気になり始めたのは歯周病が原因?

皆さんこんにちは。

ごとう歯科クリニックです。

 

コロナ禍においては、マスクをしていない時間の方が長くなるほど、生活様式が変化しましたよね。

 

そんな中、最近、口臭が気になり始めた、という方が急増しています。

 

これはマスクの装着によって自分の息を嗅ぐ機会が増えたからでしょう。

 

口臭というのはとてもデリケートな問題だけに、なぜ最近になって口臭が強くなったのか、ご自身で思い悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこでまず確認していただきたいのがお口の健康です。

 

とりわけ、歯周病は口臭の原因となりやすいため要注意です。

 

歯周病で口臭がきつくなる理由とは?

口臭の原因としてまず思い浮かぶのは「むし歯」ですよね。

 

むし歯は細菌感染症の一種であり、何となく悪臭を放ちそうなものです。

 

けれども実際は、むし歯よりも歯周病の方が口臭の原因となりやすいです。

 

これは歯周病菌によって作り出される「メチルメルカプタン」というガスが関係しています。

 

◎腐った玉ねぎのような臭いのガス

 

メチルメルカプタンは、歯周病菌が食べかすなどに含まれるたんぱく質の分解過程で発生するガスです。

 

腐った玉ねぎのような臭いがするのが特徴であり、口臭の原因となりやすいです。

 

歯周病治療を受けることで口臭も改善します

歯周病由来の口臭は、当然ですが歯周病治療を受けることで改善します。

 

具体的には、クリーニングやスケーリング(歯石除去)を行って、歯周病菌の温床となる汚れを取り除きます。

 

同時に、ブラッシング指導によって正しい歯磨き習慣を身に付けていただくことで、セルフケアの充実もはかります。

 

そうした地道な努力を続けることで、歯周病菌の数が減っていき、口臭も徐々に改善されます。

 

むし歯のように歯を削ったら治せるというものでもないのが歯周病であり、この病気の早期発見・早期治療、予防が重要な理由でもあります。

 

子どもも歯周病になる?

ごとう歯科クリニックは、子どもの歯科治療も得意としており、日々、たくさんのお子さんが小児歯科診療を受けに来院します。

 

そこで注意を促しておきたいのが“子どもも歯周病になる”という点です。

 

例えば、萌出性歯肉炎(ほうしゅつせいしにくえん)というのは子どもならではの歯周病であり、場合によっては口臭の原因となります。

 

お子さんがマスクをしていて口臭が気になっているようでしたら、歯周病の可能性も踏まえて検査する必要があります。

 

まとめ

このように、マスクを着けた時の口臭が気になる方は、まず歯医者さんに相談しましょう。

 

歯医者さんは、お口の専門家であり口臭の原因を調べたり、改善する方法を提案したりすることもできます。


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