歯周病|宇治市小倉町久保エリアで歯科をお探しの方は【ごとう歯科クリニック】まで

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歯周病Periodontal

歯周病とは

歯周病は、歯垢・歯石に潜んでいる細菌が歯ぐきに炎症を起こす病気です。
はじめは、歯ぐきの腫れや出血などから始まり、進行すると歯を支える骨を溶かして最終的には歯が抜けてしまうことがあります。

また、歯周病は糖尿病や誤嚥性肺炎、心疾患などの全身疾患のリスクを高める原因であることが明らかになってきました。

日本人の成人の約8割が歯周病といわれており、自覚症状がない方や、毎日歯磨きをしている方にもみられます。
歯周病は、誰しもがなる可能性があることを意識して、定期検診や丁寧なセルフケアの継続が大切です。
(参考:厚生労働省-歯科疾患実態調査 3.歯肉の状況-2016)

歯周病のセルフチェック

  • 歯ぐきに赤みや腫れがある

  • 歯磨きをすると血がでる

  • 歯がグラグラと揺れる

  • 歯が伸びて長くなった気がする

  • 朝起きたときにお口の中がネバネバしている

  • 口臭が気になる、人から口臭を指摘された

歯周病を放置するとどうなる?症状について

歯周病は、初期段階では痛みなどの自覚症状はほとんどありません。
歯周病に気づかずに進行してしまうと、次第に血や膿が出るようになり、歯を支える顎の骨が溶けていきます。早い段階できちんとケアをしておかなければ、最終的には歯が抜け落ちるなど手遅れの状態をまぬがれません。

また、歯周病は「お口の病気」と思われがちですが、細菌が歯ぐきの血管から全身をめぐり、全身疾患を引き起こすことが明らかになっています。

歯周病が糖尿病、心疾患、脳疾患、誤嚥性肺炎、早産・低出生体重児などの全身疾患や肥満、骨粗しょう症の重症化の原因にもなるのです。
また、これらの全身疾患が影響して歯周病を悪化させてしまうケースもあります。歯周病を予防することは、全身疾患の予防にも非常に効果的です。

歯周病の原因

歯周病の原因は、歯垢(プラーク)とよばれる、いわば細菌のかたまりです。 歯垢は歯と歯ぐきの境目に付着している黄色いネバネバした物質で、歯垢を温床として繁殖する細菌が毒素を出し、歯ぐきに腫れや出血などの炎症を引き起こします。

歯垢は歯ブラシで除去ができるので、炎症が起こるということは、「お口にあったケアが行えていない」ということになります。

この歯垢はやがて硬い「歯石」になりますが、そうなると歯ブラシでは除去ができません。
歯石は表面がザラザラしているので、さらに歯垢が付きやすくなるという悪循環に陥ります。

歯周病の予防には、炎症の原因となる歯垢や歯石を予防ケアで取り除くことが、とても大切です。

歯周病の進行

歯周病は一気に悪化するのではなく、段階を踏んで進行していきます。
健康な歯ぐきは、薄いピンク色で引き締まっており、歯磨きや歯周検査などの歯ぐきへの刺激で出血することはありません。
このような状態を維持できていれば、歯を支える歯周組織には問題がないといえます。

しかし、歯周病は初期の自覚症状がほとんどなく、奥歯などの見えにくい部分の状態は自分で確認が難しいため、定期的に歯科での検診で確認してもらうことが重要です。

つぎに、歯周病の進行について解説します。

歯肉炎

  • 歯ぐきから血が出る

  • 歯ぐきが腫れ

歯肉炎は、歯ぐきにのみ炎症がみられる状態です。
痛みなどの自覚症状が少ないので気づかずに生活している方が多いですが、歯周ポケットは2〜3mmの深さなので、歯垢が溜まりやすいため注意が必要です。早めの治療で回復する可能性があります。

軽度の歯周炎

  • 歯がぐらつく

  • 歯が浮いている感じがする

歯ぐきだけでなく、歯を支える歯周組織にまで炎症が及んでいる状態です。
歯周ポケットの深さは3〜5mmになり、歯と歯ぐきの溝にさらに歯垢が溜まりやすくなります。歯周ポケットの中の歯垢や歯石をプロの手で除去する治療が必要です。

重度の歯肉炎

  • 少しの刺激で血や膿が出る

  • 歯ぐきがブヨブヨに腫れる

歯を支える歯槽骨がほとんど溶けている状態です。
歯周ポケットは6mm以上の深さで、歯が抜け落ちることもあります。
治療は、歯石や歯垢を除去するスケーリングを基本に、外科手術や再生療法を行います。ここまで重症化させないことが大切です。

歯周病治療で行うこと

歯周病治療は進行状況により治療内容が異なり、治療後のメンテナンスも大切です。
歯周病の治療で行う治療内容についてご紹介します。

口腔内検査

歯周病は歯垢だけではなく、患者様の体質や慢性疾患などのさまざまな要因が影響している可能性があるので、治療の前には検査を行います。

レントゲン撮影、歯周ポケットの検査、口腔内写真撮影などで患者さまのお口の状態や病状を細かくチェックし、その後の治療計画に反映します。

スケーリングで歯石を除去

歯石は、歯に付着した歯垢に、唾液に含まれるリンやカルシウムが混ざって硬くなったものです。
歯石自体に病原性はありませんが、表面がザラザラでさらに歯垢が付きやすい環境になるので、超音波スケーラーやキュレットスケーラーなどを用いてきれいに取り除きます。

歯周外科治療

歯周病が中等度~重度になるにつれて歯周ポケットがどんどん深くなるので、SRP(スケーリング&ルートプレーニング)という器具だけでの歯石除去が難しくなります。
このように重症化した場合には、歯ぐきを切開して視野を広くしたうえで歯石や細菌感染した部分を除去する「フラップ手術」という歯周外科治療を行います。

定期メンテナンスで予防

治療が終わった後も良好な状態を維持するためには、定期的な歯科でのメンテナンスが大切です。
定期検診では、歯科医師によるお口の確認と、歯科衛生士によるクリーニングを行います。

最低でも、半年に1回のペースで定期検診に通うことをおすすめしますが、進行した歯周病の方は1~3ヶ月ごとに歯科を受診し、治療後の安定した歯ぐきを管理していきます。

磨きにくい部分を理解し、正しいブラッシング方法を身につけましょう。効果的なブラッシング方法やケア用品の選択などアドバイスも行います。

歯周病の治療や予防は当院にお任せください

当院は、バリアフリー設計で車いすやベビーカーの方も来院しやすい歯医者です。お子様から高齢者の方まで、ご家族で通っていただけます。小
倉駅から徒歩8分、駐車場も3台完備しているので、電車でもお車でも通いやすいと口コミでも好評です。

自分の歯でいつまでも生活していただけるように歯を残す治療に力を入れています。歯周病の予防や治療など、宇治市の「ごとう歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

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